研究職の就活:OBOG訪問前にお願いしたいことパート1

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毎年1月から5月くらいにかけて、

出身学部・大学院の後輩からOB,OG訪問したいという連絡をもらいます。

 

以前は、直接会うには距離が遠い方が多く、実施回数は少なかったですが、

コロナ後はwebでの実施が普及し、実施回数が増えてきています。

 

出身学部が生命科学系の学部ということもあり、

連絡してくれる学生の多くが、食品・製薬などの研究職や理系総合職を希望しています。

 

さて、これまでに20回近くOBOG訪問を実施してきましたが、

お会いする学生の態度・準備状況次第で、内容の質が大きく変わってきます。

 

せっかく機会を設けた以上、学生側も社員も満足できるような内容にしていきたいですよね?

そこで、今回は、

研究職の就活:理想のOBOG訪問パート1

というタイトルで、私が思う理想のOBOG訪問について書いていきます。

(パート2は、そう遠くないうちに準備します。)

 

OBOG訪問を検討している方は、

この記事を参考にして、OBOG訪問を充実したものにしてください。

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目次

研究職の就活:理想のOBOG訪問パート1

学生側が礼儀正しい。しかし、ある程度リラックスできている。

出身学部や研究室が同じだとしても、基本的には初めて会う間柄です。

初対面である以上、ある程度の礼儀正しさをもって面談に臨んでほしいものです。

ただ、礼儀正しさについては、特に大学院生の方はしっかりできていると感じています。

 

一方で、初めて会う人ということで過度に緊張してしまい

リラックスして話せないもいらっしゃると思います。

 

緊張した状態では、話したいことも話せず、相手の話も頭に入ってこず

その結果、せっかくの機会を収穫が少ないまま終わってしまう可能性があります。

 

確かに、もともと人見知りだったり初対面の方には緊張してしまうという気持ちも分かります。

また、この性格もその人の個性の一つですので、それ自体を否定するつもりはありません。

 

そんな方に向けてのアドバイスとしては、

OBOG訪問であれば、社員を友達だと思って話してくれて全然かまいませんよ」とお伝えします。

 

初対面の人に対して緊張しすぎてしまうような方は、ほぼ全員が非常に礼儀正しく

失礼な態度を感じたことは一度もありません。

 

OBOGに対して失礼なことをしてしまったらどうしよう、選考にかかわるかもといった心配は、

このような方においては問題ないか思います。

 

むしろ、友達に話すような感覚でコミュニケーションをとれる方が、

あなたも聞きたいことが聞けるし、OBOGが話す内容をしっかり吸収できるようになるはずです。

 

緊張しすぎることに悩んでいる方は、ぜひOBOGに対しても友達のように話してみてください。

 

以上のように、礼儀正しくとある程度リラックスできた状態で臨んでいただけると、

良いコミュニケーションが取れるだろうなと感じています。

 

聞きたいことを事前に準備してきている。

数は少なくてもかまいませんので、

最低限聞きたいことは事前に準備してきてほしいです。

 

なぜなら、学生の方が気になっていることを社員側が把握できれば、

その内容を軸に話を進めることができ、関連情報もたくさん話せるからです。

 

社員側も、学生からアポイントがあった段階で、ある程度話す内容を準備します。

そして、学生からの質問に対して答えられるように整理してから、お話しするようにしています。

 

すなわち、学生から質問が来る前提で準備をしていることが多く、

事前質問がないと、話をうまく展開できなくなる可能性があります。

 

学生側に向けたアドバイスとしては、

数は少なくて構わないので、聞きたいことを事前に整理しておきましょう。

訪問前に社員へ伝えておくと、より親切かもしれません。

 

社員が話した内容について、理解できるまで質問してほしい。

事前に質問事項を整理し、礼儀正しくリラックスして臨めているようであれば、

OBOG訪問はある程度収穫のあるものになると思います。

 

追加でぜひお願いしたいのは、

社員が話す内容について、分からないことは遠慮せず質問してほしいということです。

ぜひ、話の内容が分からないまま終わらせないでください。

 

社員側も丁寧に説明しているつもりですが、

うっかり専門用語を使ったり、あいまいな表現を使ってしまったりなど、

学生には理解しづらい話し方をしてしまうことがあります。

(これは、社員側も気を付けなければですが…)

 

このような時にも、分からないままに終わらせず、

遠慮なく質問したり、自分なりにまとめて話してみたりして、

理解できるところまで話すように努めてください。

 

社員側も、学生側に誤解して伝わったり、学生が不満な状態で面談を終えたりしないよう

気を付けていますが、学生にとって分かりにくいことはたくさん出てきます。

 

社員が話した内容について、理解できるまで遠慮なく質問してきてください。

(ただし、時間オーバーだけは気を付けてくださいね。)

まとめ

・学生側が礼儀正しい。しかし、ある程度リラックスできている。

・聞きたいことを事前に準備してきている。

・社員が話した内容について、理解できるまで質問してほしい。

 

個人的には、上2つができていればある程度充実した面談ができると思います。

そして、遠慮なく質問してください。 

 

OBOGが望んでいるのは、自分の話したことが学生の就活に役立つことです。

学生側も、OBOG訪問を自分の就活にうまく生かせるように、

準備・工夫をして臨んでくれればと思います。

 

研究職を中心に就活を目指している学生の方は、理系学生の就活に特化しているアカリクも参考にしてみてください。

私も、就活情報を得る一つの窓口として、リクナビ・マイナビと併用して使っていました。

 

パート2は、こちら

研究職の就活:OBOG訪問前にお願いしたいことパート2

研究職の就活に関する記事はこちら

研究職希望者向け:就活・内定に向けてに役立つ記事まとめ

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この記事を書いた人

食品メーカー研究職。
修士卒→食品メーカー(この間、社会人博士取得)→2023年に研究職で転職。
専門は質量分析・オミクスを使った研究/発言は個人的見解です
Twitter:https://twitter.com/NzXyZQDOCMpLgz5

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