企業の研究職はつらい?しんどい?:現役研究職に聞きました。

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研究職の皆様、仕事、つらいですか?

研究職を目指す皆様、研究職がつらい仕事か、気になりませんか?

 

研究職に限った話ではないですが、

自分の目指す職業はしんどい仕事なのか?

先輩社員は、しんどい思いをして働いているのか?

といった疑問点については、就職する前に把握しておきたいと思いませんか?

 

このブログでは主に研究職を対象として記事を書いていますので、

研究職のつらい点、しんどい点」についても、情報を提供できたらいいなと考えていました。

 

一方で、一口に研究職といってもつらいことやしんどいことは会社・個人でバラバラでしょう

 

そこで今回は少し解像度を粗くして、

研究職の皆様は、仕事について「つらい・しんどい」と感じているのか?

研究職の仕事では、何がつらいのか?しんどいのか?

という点に注目することにしました。

 

本ブログの著者のツイッターアカウントを使用して、企業研究職の皆様にアンケートを取り、

研究職のつらいこと、しんどいこと」について調査しました。

以下のリンクから、私のアカウントを見ることができます。

ぜひフォローをお願いします!

今回は、

研究職はつらい?しんどい?何に対して?

というテーマで、アンケートの結果を紹介していきます。

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目次

研究職はつらい?しんどい?何に対して?

研究職は「つらい?」「しんどい?」

早速、ツイッターアンケートで

今の仕事で「つらい」や「しんどい」と感じていますか?

という質問に回答していただきました。

結果はこちら↓

約50%の人が、「つらい」「しんどい」と感じながら仕事をしていることが分かりました。

 

どのくらい「つらい・しんどい」と感じているかは、一人一人異なると思いますが、

世間一般から「ゆったりした働き方ができる職種」

というイメージを持たれている研究職であっても、

実際に働いている人たちの約半数はしんどい思いをしている部分があるようです。

 

一体研究職の方は、何に対してしんどさを感じているのでしょうか?

研究職のどの業務がつらい?しんどい?

研究職が何に対してしんどさを感じているかについて、少し細分化して聞き取ることにしました。

 

具体的には、

研究に関すること」「研究以外の業務

人間関係」「その他」の4つに分類し、

この中で「つらい・しんどい」と感じていることについて、一番当てはまるものに投票してもらいました。

 

結果はこちら↓

比較的票が割れた結果となりましたが、

研究以外の業務」と「人間関係」の2つが抜き出る結果となり、本業である「研究に関すること」を上回っていました。

 

この結果をそのまま受け取ると、

研究職は、研究以外の業務と人間関係でしんどい思いをしている

ということになりそうです。

 

えっ、研究職なのに、研究以外のことで悩まされるの?

そう感じた就活生の方もいるかもしれません。

しかし、私個人の経験においてもこの傾向はほぼその通りだと思います。

 

研究職として配属されている人の多くは、やはり研究は大好きです。本当は、研究のことで悩みたい人ばかりです。

 

一方で、研究に没頭することを妨害してくるような研究以外の業務、人間関係のいざこざによるストレスなどは、学生時代と比べて企業での方がたくさん発生しますし、業務中もその対応に多くの時間を割いている気がしています。

 

以上のように、

研究職なのに、研究以外のことに時間と頭を使わされ、疲れてしまう

という現象に、多くの研究職が直面していると想像されます。

 

では、実際に多くの人がこの状況に直面しているのか、聞いてみることにしました。

 

そこで、ツイッターアンケートを使って

研究と研究以外の業務、どちらに多くの時間を割いていますか

というアンケートを行い、私の体感と世の研究職の方の意見を比べてみました。

 

結果はこちら↓

やはり私の体感と近い感想を持っている方が多く、

研究よりも研究以外の業務に多くの時間を取られている方がとてもたくさんいるようです。

 

本当は研究に集中したいのに、研究以外の業務に時間を取られて研究が進められない。

企業研究職あるあるなのでしょうか…

研究以外の業務がなくなったら嬉しい?

「研究がしたいのに、研究以外の業務が多すぎる」という意見に対しては

研究以外の業務がなくなったらいいんじゃないの?

と率直に感じた方もいるかもしれません。

 

確かに、研究以外の業務に割く時間が減れば、研究に集中できてみんなハッピーな方向に向かいそう。

 

そこで、

もし、研究以外の業務をやる必要がなくなったら、うれしいか?

というアンケートを取りました。

 

結果はこちら↓

これもやはり予想通り、

研究以外の業務がなくなってほしいという人たちは多いようですね。

 

研究以外の業務が嫌いでめんどくさいという人も、

研究をする時間を確保できることがうれしいという人も、どちらもいらっしゃるともいます。

 

いずれにしろ、 

本業である研究に割ける時間を増やすということは、研究職をより楽しく輝ける仕事にする上でも、大切なことなのかもしれません。

 

研究に集中できる会社は存在する

改善が見込める会社であればよいですが、

うちの会社は、当分改善しないだろうな~

と感じている方もいるかもしれません。

 

そのような方は、

他社の研究職について、一度情報を集めてみることをお勧めします。

 

私は一度、研究職→研究職の転職を実現しており

現在の勤務先の方が、研究に割ける時間が増えました。

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一度転職エージェントなどから情報を集めることをお勧めします。

 

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まとめ

・企業研究職の約半数が、「つらい・しんどい」と感じている。

・研究以外の業務と、人間関係に悩んでいる人が多い。

・研究以外の業務がなくなると嬉しい研究員は多い。

 

研究職も「つらい・しんどい」と感じている人は多いものの、その理由は研究そのものよりも、

研究以外の業務や人間関係によるものであることが、今回のアンケートから分かりました。

 

業務体系や人間関係については、社員一人で改善できる範囲は限られています。

 

自分にできる改善活動を試すことと並行して、

「もう無理!」と感じる前に違う環境(他社)へ移ることを、考えてみてもよいのではないでしょうか?

私が使用した転職エージェント・転職サイト

私は、主に以下の2つを併用しました。

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転職を希望している方もしていない方も、

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この記事を書いた人

食品メーカー研究職。
修士卒→食品メーカー(この間、社会人博士取得)→2023年に研究職で転職。
専門は質量分析・オミクスを使った研究/発言は個人的見解です
Twitter:https://twitter.com/NzXyZQDOCMpLgz5

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