皆様、研究所ではどのような服装で過ごしていますか。
会社から支給された作業着で、安全靴を履いて過ごしている。
この姿を想像する人が多いのではないでしょうか?
しかし、研究職といっても、
企業では実験をしている人ばかりではありません。
プログラミングなど、パソコンに向かった業務しかしない人は、
作業着を着て安全靴を履く必要はない可能性があります。
あるいは、併設されたミニプラントでの作業に従事するなど
危険と隣り合わせの作業をする研究員の場合、
安全にかかわる機能を付与した作業着を着て、安全靴を履き、
安全靴やヘルメットを常に使用しているはずです。
また、作業着のデザインについても、
会社のイメージカラーなどが使用されている可能性があります。
このように、作業着一つとっても、各社違いがありそうです。
そこで、「各社の作業着事情を調べてみよう!」と思い、
ツイッターアンケートで聞くことにしました。
以下のリンクから、私のアカウントを見ることができます。
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今回は、
「研究職勤務中は作業着?安全靴?」というタイトルで、
作業着や靴など勤務中に身に着けるものについて
ツイッターアンケートの結果をまとめていきます。
今回は、通常よりもライトな内容でお送りします。
(注)勤務時の服装については、今後も時々アンケートを取り、
その結果を随時更新していく予定です。
研究職は勤務中は作業着?安全靴?
勤務中は作業着?
では早速、「研究所内での服装は、会社指定の作業着ですか?」と聞いてみました。
結果はこちら↓
「あれ?意外と作業着少ない…」
私はそのように感じました。
これまで2社で勤務をしていますが、
どちらの会社でも出社直後に作業着に着替え、
ほぼ1日作業着のまま過ごしていました。
作業着を着ない方は、出勤時の服装のまま普段はすごし、
作業時に白衣を身に着けたりするのでしょうか?
今回は詳しく聞いておりませんが、
タイミングを見て改めてアンケートを取ろうと思います。
作業着のポケットはある?
を覚えている方はいらっしゃいますか?
2013年、冷凍食品を製造している工場において
勤務していた契約社員が
隠して持ち込んだ農薬を食品に混入させたという事件です。
それまで食品業界では、
異物が何らかの形で誤って混入してしまうことを防ぐ
「フードセーフティ」の考えは根強くありましたが、
この事件をきっかけに、意図的に異物を入れることを物理的に防ぐ
「フードディフェンス」の概念がより重要視されるようになりました。
この「フードディフェンス」の取り組みと一環として、
「工場作業着にポケットを付けない」
という考え方が広がり始めました。
実際私が勤めていた会社では、
工場作業員だけでなく研究所員の作業服からも
ポケットが外されました。
しかし、ポケットを付けないという取り組みが
他業界を含めた研究職まで浸透しているかはよくわかっていません。
そこで、
「作業着や白衣にポケットはついていますか?」
というアンケートを実施ししました。
結果はこちら↓
圧倒的にポケットがついている人が多く、
ポケットを取るという取り組みは、そこまで浸透していないようです。
一方で、ディフェンスの概念は注目されてから10年も経っていません。
今後、ディフェンスの概念拡大とともに、
ポケットのない作業着が増えてくるかもしれません。
余談ですが、
このツイートのリプライにもある通り、
ポケットがないのは相当不便です(笑)
勤務中は安全靴?
次は、靴についてです。
特にメーカーに勤務していると、
安全第一、危険回避・予防の考え方を徹底的に叩き込まれます。
そして、安全・危険回避のための一つのルールとして、
「安全靴の着用」を義務付けている会社もあります。
安全靴は足の甲に鉄板が入っており、
上から物を落とした時もその鉄板が足を守ってくれる作りになっています。
ミドリ安全さんの安全靴はとても有名ですね。
私も前職では、安全靴の着用が義務化されていました。
しかし、転職先では安全靴着用のルールがなく、
私はカルチャーショックを受けました。
そして、どちらが一般的なのか、私自身とても気になりました。
そこで、「研究所内での靴は?」というアンケートも実施しました。
結果はこちら↓
とても拮抗していますね!
安全靴が最多得票数ですが、それでも4割にとどまり、
3割以上は靴の指定がない!という結果でした。
「えっ、研究所での靴の指定がない会社がこんなに多いのか…」
結果を見たときには、そう思わずにはいられませんでした。
とはいえ、研究所業務ではあちこちに危険が潜んでいます。
事故を回避する意味でも、
安全靴を使う方がよいだろうと私は思っています。
まとめ
・研究職の7割近くは、研究所内では作業着で活動している。
・作業着や白衣には、ポケットがついている方が圧倒的多数。
・安全靴を着用しているのは約4割、約3割の会社は靴の指定すらない。
今回は、作業着や安全靴など
研究職業務の服装に関するアンケート結果をまとめました。
いつもと比べると閑話休題に近い内容になりましたが、
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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