2022年1月より、
食品会社研究員の私の市場価値を知り、案件次第では転職を視野に入れることも考え、
転職エージェントに登録して話を聞くという活動を始めています。
会社内のフィードバックだけでは自分の価値が分からず、客観的な評価を聞きたい。
自分はどういったことを身に着けていけば市場価値を高められるのか。
この2つについて意見を聞き、必要なところは自分に取り入れることで、
研究者として生き延びることを目指しています。
最近JACリクルートメントの担当者と電話面談を行い、
求人が出ている企業の地域と年収に関してアドバイスをもらう機会がありました。
これまで、研究職の年収について企業の地域との関係を考えたことがなく、
新しい考え方を知ることができたので今回まとめることにしました。
今回の記事では、
研究職の転職活動:年収と地域について転職エージェントからアドバイス
というタイトルで記事を書いて聞きます。
今回面談したJACリクルートメントについては、こちらをご覧ください。
(高年収のハイクラス転職を目指したい方)
研究職求人の、地域と年収
ここからは、面談した転職エージェント個人の意見が多く含まれますので、ご了承ください。
年収に関する地域と年収の傾向は、通常の求人と同じで、
首都圏では年収が高く、地方へ行くほど年収が下がる傾向があるそうです。
首都圏 → 関西・中京圏 → その他地方 といった順番で
年収はどうしても下がってしまうそうです。
転職エージェントに、以下の条件でおよその目安を紹介してもらいました。
(条件)
・研究開発職、30代
・管理職手前での採用、マネジメント経験をあまり問わない求人
・業界は問わない(製薬、化学、食品、化粧品など、あらゆる業界を含む)
上記の条件でおよその目安を聞いてみると、以下のような感じとのことでした。
(下記はエージェント個人の意見です、詳細は各求人情報をご確認ください。)
〇首都圏:年収500-1000万円程度
〇関西・中京圏:年収450-850万円程度
〇その他地方(主に福岡、札幌、仙台):年収400-750万円程度
研究職においても、首都圏に行くほど年収が高く、地方に行くほど下がっていく傾向があるようです。
年収の決まり方は、企業ごとにいろいろな事例がある。
ただし、上記は全体の傾向を示しているにすぎず、
企業を個別にみていくと様々なパターンが見受けられます。
例えば、以下のようなケースもあります。
①本社が東京、研究所が地方、研究員は総合職採用
→他の総合職と給与体系が同じで、年収が高水準。
②本社は地方だが、研究所が神奈川・千葉・埼玉などの首都圏
→本社の拠点の年収水準に加えて、首都圏勤務者には地域手当で対応する。
このように、企業ごとに給与体系は様々であり、
全体の傾向と一致しない企業も数多く存在すると思われます。
また、企業の給与にかかわる内容は実際に入社しないとわからないことがほとんどです。
このような細かい点は、事前にエージェントや内部の方にヒヤリングすることでしか情報を得られないのかもしれません。
まとめ
・研究職においても、年収と地域ではある程度相関がありそう。
・首都圏ほど年収が高く、地域に行くほど下がっていく傾向がある。
・企業個別にみていくと、様々な事例がある。ただ、入社しないとわからないことがほとんど。
研究職として年収の高い企業で働きたいのであれば、
勤務地域にこだわらないのであれば、首都圏勤務を狙うのが良いかと思います。
ただし、企業の個別事情は入社しないとわからないということは、
再度ご説明しておきます。
研究職も転職できる
著者はこの記事を投稿した約1年後
研究職→研究職の転職を実現しました。
今回の記事を読んで、環境を変えることを検討してもよいなと感じた方は、
私の転職体験談と、以下の記事をぜひ読んでみてください。
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