転職活動をしていると、「行きたい業界・会社」と「自分に合いそうな業界・会社」
というものが、何となくわかるようになってきます。
「現職と同じような仕事をしている業界・企業」
はイメージがわきやすいですが、
実はそれ以外にも転職候補先が見えないところ
に存在している可能性があります。
自分の背景情報を踏まえて適切な人から良い情報を聞き出すことで、
自分に適した or 行ってみたい転職候補先を
ピックアップできるようになります。
今回は、
・食品研究職である私はどういう企業や業界を転職候補先にしたか。
・それらの情報を踏まえてどのように選考へ進む企業を選んだか。
について紹介します。
今回の転職活動では、複数の転職エージェントに登録しており、
その中でも、以下の2つを重宝しました。
(高年収のハイクラス転職を目指したい方)
(大学院卒の強みを生かした転職に特化)
転職を少しでも考えている方は、覗いてみてください。
複数の転職エージェントから紹介された食品研究者の転職候補先
前提を揃えます:私の背景情報
どういった企業や業界が候補になるか考える場合、
まず私がどのような背景を持っているかを理解してもらわなくてはいけません。
詳しくはプロフィールページに書いていますが、
基本的には、
「機能性食品の基礎・臨床研究」をやっていたという理解でよいと思います。
商品開発や営業の経験はほんのわずかで、
研究以外にアピールできるものはあまりない状態です。
逆に、以下の分野の知識・経験は比較的あります。
・食品学、栄養学、一般的な生化学や生物学の知識。
・免疫学や細菌学もかじっている。
・食品レベルのRCTや観察研究のデザインや簡単な解析手法を知っている。
・成分測定などの分析手法について検討・検証ができる。
転職先候補と考えた業界や企業と、その情報をエージェントから引き出すコツ
結論としては、
食品会社もしくは
食品部門をもつ製薬・消費財・化粧品・化学系の会社を中心に考えていました。
その中でも、食品関係の研究開発体制がある会社の優先度が高かったです。
これらの領域・企業を希望した理由は以下の通りです。
・今後しばらくも、研究開発をメインにして働きたかった。
・食品系の研究開発への興味は失っておらず、まだ続けてみたいと思っていた。
・これまでの知識が活かせるような業界・領域を狙った方がよい
という、エージェントのアドバイス。
実際、複数の転職エージェントとお話をさせてもらいましたが、
これまで食品会社の研究開発で働いていたとお話を伝えると、
まず最初に同じ業界での求人情報を紹介する方たちばかりでした。
しかしそれでは
自分が本当にその業界内でしか転職できないのかわからないので、
あえて自分から「食品をやっている製薬・化粧品・化学」という言葉を出して、
エージェントから候補を引き出すという取り組みをしていました。
結局のところ、
エージェントとして転職させるイメージがわきやすいのが同じ業界というだけです。
こちらがある程度アイディアをもって提案することができれば、
エージェント側もそれに気づき、
他業界に関する情報も集めてくれるようになります。
エージェントといっても抱えている顧客はたくさんいて
優先順位があるようです。
場合によっては
自分の優先順位が低い顧客に対してよい提案をしてこない場合もあるので、
そこにうまく自分から切り込んでいく必要があります。
このように、
エージェントなどとうまくコミュニケーションをとることができれば、
同じ業界以外の関連する求人の確認もできるようになるでしょう。
これをやった結果、食品以外の業界で食品部門のある企業を紹介していただき、
実際にいくつかは選考に進むことに決めました。
選考に進むかどうかの判断は?
結局のところ、
「自分が楽しく働けるイメージができる業界・企業」を選んだと思っています。
その会社で働くイメージができるorできそうな会社でないと、
自分もモチベーションが上がらないし、採用される確率も低いでしょう。
最終的には自分の心に聞いて、
「ここなら行ってもよさそうだ」という判断が
内定後も持ち続けられる業界・企業を選ぶようにしてください。
まとめ
今回は、以下について簡単に整理しました。
・食品研究職である私はどういう企業や業界を転職候補先にしたか。
・それらの情報を踏まえてどのように選考へ進む企業を選んだか。
結局のところ、
「自分が働くイメージができるところ」の選考を進めるほうが内定を得やすいです。
自分が働くイメージができる業界や企業を判断するためにも、
・転職エージェントには自分のイメージをしっかりもつ。
・そのイメージをエージェントに伝えて、気づかせる。
・候補となる選択肢を複数入手し、自分の心に聞く。
というくらいのスタンスで転職活動に臨むのが良いと思います。
私が使用した転職エージェント・転職サイト
私は、主に以下の2つを併用しました。
(高年収のハイクラス転職を目指したい方)
(大学院卒の強みを生かした転職に特化)
それぞれ用途が違うので、
両方に登録して、できるだけ早く話を聞いてみることをお勧めします!
登録と求人紹介はすべて無料です!
転職を希望している方もしていない方も、
早い段階で登録して自分の市場価値や転職可能性を知っておきましょう!
研究職も転職できる
著者は昨年、研究職→研究職の転職を実現しました。
今回の記事を読んで、環境を変えることを検討してもよいなと感じた方は、
私の転職体験談と、以下の記事をぜひ読んでみてください。
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