就活生向け:研究所見学はできるだけたくさん参加しよう!

研究職の就活

リクナビやマイナビなどの就職活動サイトがオープンし、プレエントリーなどが始まっています。

食品企業への就職を検討している方も、この時期からいろいろな会社について調べ、応募に向けた準備を始めていくと思います。

理科系の学生の中には、研究職として働きたいという方もいるかと思います。

 

私自身の就職活動は、大学院修士1年のこの時期に開始し、6月に最後の企業の合否を受け取って終了しました。

この間、私自身は研究を優先したいという希望があり、

就職活動は分野や企業数を絞って進めました。

 

就職活動に関して、一つ後悔していることがあります。

それは、「もっと多くの企業に応募すればよかった」という点です。

その理由は、

「研究者として会社に勤めるとそう簡単に他社の中を覗けない。しかし、就活生はそれができる」

というものです。

 

今回は、

「特に理科系の研究職を希望している方は、就活ではできるだけたくさん応募して会社の中を見てみよう」

という私の意見とその理由について書いていきます。

会社の研究所を覗けるのは、新卒採用でしかできない貴重な機会チャンス!

研究者として働くと、他社の様子(特に他社の研究所)について知る機会が減る。

企業の研究所には、その会社のこれまでの知見や将来に向けたシーズが数多く眠っています。

そのため、基本的に外部の人は中に入れません。

自社独自の技術やノウハウが、見学に来た人によって流出してしまうリスクがあるからです。

言い換えると、「他社の情報は喉から手がてるほど欲しいもの」ということです。

 

特に同業他社の場合、研究所を少し見ただけで膨大な情報を感じ取ることができます。

専門が近い分着眼点が増えるためです。

以上のように、研究所はその会社の機密情報や独自のノウハウがたくさん隠れており、普通は外部の人には見せません。

就職活動では、選考過程で本社や研究所を見せてくれる会社もある。

しかし一部の企業は選考中の学生を対象に、研究所の一部を公開しています。

研究所見学は選考途中に設定されることが多いため、選考を通過している企業が多いほど見学の機会を多く得ることができます。

いろんな会社を見学する機会が得られるのは、就活中くらいしかありません。

 

実際私も就職活動中、5社の研究所を見学しました。

しかし就職以降、他社の研究所を見学したのは2か所しかありません(しかも数年親密に付き合った企業のみ)。

就職してしまうと、他社の研究所を見学する機会はほとんどなくなってしまいます。

 

確かに、何も知らない学生が研究所の中を見たところで、具体的に得られるものはあまり多くないかもしれません。

企業側も、選考中の学生にアピールするために開催しており、機密情報や重要なスペースなどは公開しません。

 

しかし、一度見た研究所のことは案外覚えているものです

建物の大きさや新しさ、会議室の作り、事務所と作業所の位置関係(結構離れていることも多い)、各部屋の名前(研究分野の個性が出ます)、入っている設備、研究員の作業服、などなど…。

 

当時は、「作業服があんまり格好良くない」「PCR装置が大学のラボより新しい」「エバポレーターの数がすごい」「フリーアドレスってなんかよくわかんない」とか、その程度の感想しか持ちませんでした。

しかし今の会社に勤めてから、就活当時のことを思い出して自分の会社と比べてしまうことがあります。

比べることができると、今のラボの良さや改善点に気づくことができます。

普段から意識しているわけではありませんが、

ふとした瞬間に「A社に置いてあるあの装置を使えば、A社の技術を自社にも導入できる」とか「B社みたいに培養室を用途で分けた方が、作業改善になる」など、

当時の経験がたまに今の業務にヒントをもたらすことがあります。就活時の見学って意外と今でも活用できます。

 

研究所は少し見ただけでもいろいろなノウハウを知ることができます、学生にしかないこの機会を十分に生かしてほしいなと思います。

まとめ

・企業の研究所は機密情報やノウハウが隠れており、通常他社には公開しない。そのため、他社の研究所について知る機会は非常に少ない。

就活生に研究所見学を実施している企業がある。いろんな会社の中を見学できる貴重な機会ので、ぜひ生かしてほしい。

就活当時は、この研究所見学がこんなに貴重な機会だとは思っていませんでした。就活中はいろいろ忙しくなると思いますが、いろんな会社を覗ける実質唯一の機会です。うまく活用してください!

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