研究職志望者の就活:現役食品会社研究職からのアドバイス

研究職の就活

就活生の皆様、就職活動のシーズンに差し掛かりました。

分からないこと・不安なことも多い時期かと思います。

いろいろな資料やウェブサイトを調べて、いろいろな情報を探している方も多いでしょう。

 

このブログのコンセプトの一つに、

就活生や大学院生にむけて、食品企業研究職の働き方やお金事情などをお伝えしていく

というものがあります。

私も理系の大学院生として就職活動を行い、理系の総合職として食品会社に入社して現在研究員として働いています

私の経験をお伝えすることで、皆様の就職活動などに少しでもお役に立てればと思いながら記事を書いています。

就活生向けの記事はこちらにまとめていますので、気になる方は後ほど見てみてください。

 

今回は、著者自身の就活を振り返り、良かった点・参考にしてほしい点と、反省点を書いていきます。

私の経験が、少しでも役に立てればと思います。ぜひ最後まで読んでみてください。

現役食品会社研究職の視点:就活生に向けたアドバイス

良かった点、参考にしてほしい点。

良かった点としては、以下の点が挙げられます。

・就活を通して、しっかりと自分と向き合えた。

・大学・学部の先輩が就職している業界を志望した。

・食品業界の中でも、事業や領域をある程度絞った。

 

就活を通して自己分析を行い、しっかりと自分と向き合えた。

就活は、自分を見つめなおすいい機会だということをお伝えしたいです。

就活をすると、エントリーシート・面接などの対策をするために、

過去の自分や今後なりたい自分について考えるようになります。

おそらく私も、就活がなければ自分について深く考えることはなかったでしょう。

就活を全力で取り組むためには自己分析は必須ですが、

もし推薦枠などを使っていたらおそらく自己分析をすることなく就活を終えていたでしょう。

この自己分析を通して、自分の潜在的なポジティブ思考に気づくことができたなど、得られたものも多かったなと感じています。

 

大学・学部の先輩が就職している業界を志望した。

採用実績がある企業の方が内定を得やすいことは間違いありません。

そのため、自分の志望と大きくズレていないのであれば、

学部の先輩方が就職している企業を中心に攻めることをお勧めします。

 

新卒採用では依然として学歴を一つの指標にしている側面があります。

過去に多くの先輩が就職しているという事実は、

その会社では学歴で落とされる可能性が低いことを示しています

そのような会社に応募して書類選考を通過することができれば、

面接の機会(練習も含めて)を得られ、場数を踏めるという利点も出てきます。

もしかしたら、内定をもらえるかもしれません。

志望業界と若干ずれていたとしても、大学・学部で実績のある企業へも応募することをお勧めします。

 

採用実績がある企業側から見た目線でも、就活生と会社のミスマッチが減るというメリットがあります。

たとえESや面接を通して採用を決めたとしても、

入社後にミスマッチが起こることは頻繁にあります。

そのリスクを減らす観点でも、実績のある大学・学部から採用することで、

その人の特徴(専門分野、考え方、など)をある程度予測することができ、

企業側もある程度安心できるというメリットがあります。

 

私は生命科学系の大学院に所属していましたが、

先輩方の就職先の中で食品会社研究職の割合は高かったです。

自分が食品会社の研究職に向いているか分からない方は、

以下の記事を参考にしてみてくください。

関連記事:食品会社の研究職に向いている人(著者の私見)

 

食品業界の中でも、業種や領域をある程度絞った。

食品の中でも業種や領域を絞ることで、対策が進めやすくなりました。

そもそも食品業界は人気が高く、すごい人数が応募してきます。

学部卒が対象の文系総合職ではその傾向が顕著ですが、

理系総合職や研究職においてもその傾向があるようです。

そのため、食品業界の人気企業にむやみに応募すると、通過数が増えたときに各社ごとに十分な対策が取れず、

選考に行ける会社が少なくなってしまうのではと、当時の私は考えました。

 

そこで、食品の中でも業種を絞りました。

(私は、食品原料系を中心に扱っている会社に絞り、応募は30社前後にとどめました。)

 

これにより、以下のメリットが生まれました。

・競合他社も含めて応募することが増え、各社を比較した企業分析ができ、理解が深まる。

・少ない業種について調べるため企業研究の時間が短くなり、ほかの対策に時間を回せる。

・その業種に詳しくなり、本当に行きたくなってくる気がする。

 

当時の私は、研究もしつつ就活をしなくてはいけないという事情もあり、時間があまりありませんでした。

そのため、業種を選び応募数を絞るしかありませんでした。

結果として対策が進めやすく効率よく就活ができ、その点についてはとても満足しています。

反省点

反省点については、以下の内容があります。

・もっとたくさんの企業に応募すればよかった。

選考を通過し、いろいろな企業の研究所を見学したかった。

 

もっとたくさんの企業に応募すればよかった。

私の場合、研究と就活の両立が一つのカギとなっていたため、

業種や応募先を減らして就活を進めました。

同じようなケースの方には、この方法をお勧めします。

しかし、もし時間がたっぷりあるのであれば

たくさんの企業に応募してほしいと私は考えています。

理由は、「いろんな会社を覗けるのは就活生の時しかなく、この経験はぜひしてほしいから」です。

詳しくはに書いていますが、このメリットは就活生に存分に活かしてほしいです。

関連記事:就活生向け:研究所見学にはできるだけたくさん参加しよう

 

選考を通過し、いろいろな企業の研究所を見学したかった。

研究職の選考では、選考途中に企業の研究所の一部を見せてくれることがあります。

このような機会は社会人になるとなかなか得られません。

研究所見学については以下に書いているので、参考にしてみてください。

関連記事:就活生向け:研究所見学にはできるだけたくさん参加しよう

 

近年は新型コロナの関係で見学できる会社も少ないようですが、

まだ就職活動が数年先の学部生の皆様は、自分の頃には見学が復活しているかもしれません。

研究職を志望する学生にお勧めするサイト

研究職を中心に就活を目指している学生の方は、理系学生の就活に特化しているアカリクも参考にしてみてください。

私も、就活情報を得る一つの窓口として、リクナビ・マイナビと併用して使っていました。

まとめ

・就活は、しっかりと自己分析をできるいい機会。

・大学・学部の先輩が就職している業界・企業は、選考通過や内定の可能性が高い。

・多くの企業に応募できると、いろいろな会社を知ることができる。

・理系総合職や研究職の場合、選考中に企業の研究所を見せてもらえる可能性がある。今後めったにない機会なので、ぜひ多くの企業に応募してほしい。

 

私の経験をもとにいろいろ書きましたが、この経験が皆様の就活に役立つと嬉しいです。

他にも、就活に関する記事はこちらにまとめていますので、ぜひ見ていってください。

 

企業研究職の働き方について知りたい方への関連記事

関連記事:研究職への新入社員配属

関連記事:企業研究職の働き方:現役食品会社研究職の一日のスケジュール

関連記事:ESや研究概要資料は、読み手の立場を想定して理解しやすいものに仕上げよう

コメント

タイトルとURLをコピーしました